ほったらかしの中・高利回り資産運用

利回り5%以上!資産運用の理想的なポートフォリオ3例

資産運用で重要なことに売買のタイミングがありますが、ポートフォリオの組み方も重要です。

資産運用する上で何がベストかということを判断するのは非常に難しいものです。たまたま市況により非常に良いパフォーマンスを出す場合もありますし、悪い場合もあります。
そこでさまざまな市況に耐えうるポートフォリオを築くことは非常に重要となるのです。

日本人は9割以上を国内の金融商品のみに投資していると言われています。
日本円に偏った投資はパフォーマンス的にもリスク管理上でも決して良くはありません。
円高・円安それぞれのシナリオにも備える必要があります。

資産運用を成功させるためには、あらゆる状況で有利なポートフォリオを構築することが、極めて重要なテーマといえます。

 

ポートフォリオの考え方

実際にポートフォリオを構築するにあたって押さえておきたいポイントがいくつかあります。

分散投資
ポートフォリオ作成でまず考えるべきポイントは分散投資をすること。
経済状況がどのように動いてもリスクを抑えられるポートフォリオが理想となります。

例えば、国内株式、国内債券、海外株式、海外債券、不動産など投資対象のバランスを意識しながら作成します。
また通貨分散も大切です。

 

長期的視点
一度にすべての金融商品を購入するのではなく、投資のタイミングを分散させることも必要です。
長期的な視点で時間的分散投資を行いポートフォリオを形成しましょう。

 

投資スタイル
投資スタイルとして「ハイリスク・ハイリターン」「ミドルリスク・ミドルリターン」「ローリスク・ローリターン」があります。
自分はどのスタイルを目指すのかそれぞれのリスクを十分理解する必要があります。
ポートフォリオを構築する上でそれぞれの投資対象をどのくらいの割合で持つかがひとつの目安となります。

目標の利回りによってポートフォリオの構成は大きく変わります。
目標のリターンやリスクを考慮しながら投資スタイルについては柔軟に考えるとよいでしょう。

 

目標利回り
またポートフォリオを構築する上で大切な点が目標利回りを設定すること
高い利回りは高いリスクが付きものす。
リスクを十分理解した上で利回りを設定しましょう。

目標利回りを設定せず投資を行っているとリスク管理があやふやになり、安定したリターンを得ることが難しくなってしまいます。
利回りは、キャピタルゲインとインカムゲインの2つのリターンから成り立ちます。

少なくとも年に1回はどのぐらいの利回り実績があったか計算しましょう。

 

利回り5%以上を狙う積極的分散投資ポートフォリオ

どのぐらいの利回りを狙うかでポートフォリオは変わってきます。
ここでは利回り5%以上を目指すおススメのポートフォリオを紹介します。

 

おススメのポートフォリオ①

国内株式:10%
先進国株式:30%
新興国株式:10%
国内REIT:10%
先進国REIT:20%
先進国債券:10%
新興国債券:10%

利回り5%以上を目指すなら積極的に資産を運用する必要があります。
リターンの低い国内債券には投資せず、株式の比率を国内・先進国・新興国合わせて50%と比率を高めることで目標利回りの達成をめざします。
ただし株式は高いリターンが望める反面、リスクが高くなることも忘れてはいけません。

株式の投資先は現物株式またはETFがよいでしょう。手数料を考えると投資信託よりはETFがベター。
また海外債券・先進国REITを保有することで安定的にインカムゲインを獲得します。

 

おススメのポートフォリオ②

国内株式:10%
先進国株式:30%
新興国株式:30%
国内REIT:10%
先進国REIT:10%


30%をハイリスク・ハイリターンの新興国株式に投資することで大きなリターンを期待します。さらに国内株式10%、先進国株式も30%と合計70%を株式が占める組み合わせ。
残り30%を先進国REITと国内REITに分配。

より積極型のポートフォリオでは、リターンの低い債券の比率を低くするか除外し、株式へのへの投資比率を高めることで目標利回りの達成を目指します。
ただし好景気下では株式は高いパフォーマンスを出しますが、景気後退期では大きな損失を出すリスクがあることを心得ておきましょう。

 

おススメのポートフォリオ③

国内株式:10%
先進国株式:20%
新興国株式:10%
国内REIT:20%
先進国REIT:20%
先進国債券:10%
新興国債券:10%

株式の比率を全部で40%と抑えめにします。
REITも5%前後の利回りが期待できる案件も多々ありますので比較的安定的に収益を確保できます。
株・REIT・債券トータルで5%以上の利回りを獲得することは可能です。

 

通貨分散

円の価値の低下に備える為には外貨を含めた分散投資が必要になります。
通貨分散の必要性として「為替変動」「金利」「円安」などのリスクを抑えることにあります。

一例として
日本円:60%
米ドル:30%
ユーロ:10%

世界の主要通貨に分散して持つことをおススメします。

 

大手基金のポートフォリオ

NBIM(ノルウェー 政府の基金)
株式:61%
債券:36%
不動産:3%

 

ABP(オランダの年金基金)
株式:28%
債券:43%
不動産:10%
ヘッジファンド:6%
未公開株:5%
キャッシュ:0.2%
その他:8%

 

CalPERS(米カリフォルニア州職員退職年金基金)
株式:51%
債券:26%
不動産:9%
ヘッジファンド:9%
未公開株:9%
キャッシュ:3%
その他:2%

それぞれの基金を比較すると株式への投資比率はABPの28%からNBIMの61%まで幅があります。
債券の投資比率はCalPERSは26%だが、ABPとNBIMは40%前後。
またCalPERSとABPはいずれも不動産に10%程度投資している。

これらの世界的投資機関の平均をとると株式が51%、債券が35%、不動産が7%で残り7%はその他への投資ということになります。

これは堅実なアドバイザーが、長期運用を前提とした投資家に勧める投資分配とも言えます。

 

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)
国内債券:35%
国内株式:25%
外国株式:25%
外国債券:15%

 

ジム・ロジャーズ
中国株
通貨

コモディティ

 

天野ひろゆき
日本株
国債
J-REIT
豪ドル
不動産

 

現在の私のポートフォリオ

国内株:9%
国内リート:1%
国内現物不動産:45%
海外現物不動産:10%
ソーシャルレンディング:5%
先進国株:9%
先進国債券:5%
新興国株:2%
新興国債券:4%
FX:10%
その他:1%

 

現物不動産の割合が多いのでそえを除いた金融商品だけのポートフォリオは

国内株 17%
国内リート 1%
ソーシャルレンディング 12%
先進国株 20%
先進国債券 11%
新興国株 3%
新興国債券 10%
FX 23%
その他 2%

一般的なポートフォリオとの違いは、ソーシャルレンディングやFXがあること。
今後は国内リート、先進国リートの比率を高めていきたいと考えています。
わずかに投資信託が含まれているので手数料が安いETFに切り替えたいと思う。

 

アセットクラスごとのリスク・リターン

株式
一般的に株式は、ハイリスク・ハイリターンの投資商品とされます。
株式は企業の業績、経済、政治、地政学的な要因、トレンド、投資家の思惑などによって大きく変動します。
株式は買う人と売る人の需要と供給によって価格が決まりますのでネガティブなニュースが出ると一気に価格が下落することもあります。

地域別には新興国の方が先進国よりリターンが大きくなります。
新興国への投資は政治的側面や流動性において高いリスクがありますが、ハイリターンが期待できます。

 

債券
債券とは、国や企業が広く投資家から資金を調達する目的で発行する有価証券でローリスク・ローリターンの投資商品と言われています。
債券は満期日に額面金額の返金が約束されているため価格変動が小さくなりますのでローリスク・ローリターンとなるのです。
また債券は株式と逆の値動きをしやすいとも言われていますのでリスクヘッジになり得ます。

地域別には新興国>先進国>国内の順にリターンが大きくなります。
ただし新興国債券は、為替リスクがある分、リスクが高くなります。
また最悪、国が破綻するデフォルトリスクもあり得ます。

日本の国債はリスクは低いですが、利回りが低すぎて投資するに値しないと思います。

 

REIT
REITはオフィスビルや商業施設、マンションなどの不動産を購入し、その賃貸収入や売買益を投資家に分配する商品。
ミドルリスク・ミドルリターンの投資商品とされています。

賃貸料など長期に渡り安定的に収入源が見込める一方、空室や災害被害などのリスクがあります。
また株式と同様に市場で売買されるので流動性が高い分、値動きが不動産投資よりも大きいため、価格が低下するリスクがあります。

地域別では一般に新興国>先進国>国内の順にリターンが大きいと言えます。
国内でもJ-REITはそこそこリターンがあるのでおススメです。
新興国REITは、為替リスクがある一方、魅力的な利回りを実現できのでよいかもしれません。

 

定期的に見直すべきポートフォリオのチェックポイント

ポートフォリオは一度作成すれば終わりというものではありません。
狙った通りの利回りで運用できているか確認する必要があります。
年に1度はチェックしたいですね。

まず投資・資産運用をする上で自分が期待したリターンを本当に生み出しているかは定期的にチェックしておきたいポイントです。

リターンが期待通り、期待以上、期待以下にかかわらず、結果の要因を分析することが大切です。
その上で必要であれば、ポートフォリオの調整をします。

また運用の経験を積んでいくうちに自分の投資スタイルも変わってくるかもしれません。

運用方針や運用スタイルを少しずつ調整することで自分にとって理想的なポートフォリオになっているか確認することが重要になります。
定期的に調整することを心がけておくとよいでしょう。

 

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